15■審査請求(不服申立)の予備知識

 障害等級に不満であったり、障害年金の不支給処分に納得がいかない場合は、決定通知書を受け取った日から3ヶ月以内であれば、審査請求ができるということですが。


 審査請求は、建前では口頭でもできることになっていますが、原則は書面審理であり、実質的には、いわば社会保険制度における裁判のようなものですから、判例や行政通達、資料等を調べ上げ、社会保険審査官に対して論理的に不服を証明できなければ、まず審査請求人の主張は認めてもらえません。

 審査請求の用紙(都道府県により様式が多少異なります)をお持ちの方は、「審査請求の趣旨および理由」を記述する欄が小さいため、その欄外に「この欄に書ききれない場合は別紙に書いても結構です」という注が付されていることにお気づきのはずです。

 前述の手順通りに不服を主張しようとすれば、本来、別紙を用いなければ書ききれないのが当然あり、審査請求人の主張が「審査請求の趣旨および理由」欄におさまるようでは、口頭で審査請求を行うのと同じくらいに、不服申立が社会保険審査官から認められる可能性は(「ゼロ」とは申しません、けれども)大変に低いでしょう

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