■福岡社会保険事務局(3)

公 開 質 問 状 及 び 抗 議 状 3

平成21年7月14日


福岡社会保険事務局長殿

審査請求代理人
藤原 忍

 貴社会保険事務局の審査官棚町重典が平成21年5月22日、請求人長○宏○に対して行った審査請求に係る棄却決定処分は、審査官としての裁量の範囲を明らかに超えた、甚だ疑義を感じざるを得ない不当な審査であったため、この度、棚町重典公務員職権濫用罪で福岡地検へ刑事告発したことを通告する。

 「李下に冠を正さず」
 「瓜田に履を納れず」
 と、古来「他から嫌疑を受けやすい行為は避けよ」という戒めが、私たち一般人に対して言い古されてきた。

 この戒めは、中立・公正という一般の職業よりも高い倫理性を求められる職務に就く者には、尚更、当然のことであって、一般の被保険者、及び国民は、社会保険審査官に対して、「審査官」という言葉の響きから、裁判官に準じた見方をしているため、審査官が刑事告発をされるような事態を招くことなどは、まさに言語道断であり、棚町重典刑事告発されたことによる社会に与える影響は甚大である

 現在、社保庁は「消してしまった年金記録」「保険料の着服・横領」「標準報酬月額の改ざん」により、世間から厳しい非難を浴びているが、更にこの度の刑事告発がマスコミやインターネットを通じて全国に知れ渡れば、国民の不信感を益々増大させることは必至である。

 それほどに社会に与える影響から判断すれば、棚町重典刑事告発された事実のみで当該職務失格のはずである。

 実際問題として、これから審査請求を行おうとする請求人にとり、審査を担当する審査官が刑事告発された被疑者であるとわかれば、当然、請求人ばかりか、全国民からも「これでは当初から中立・公正な審査が期待できない!」との批判や不信の声が湧き起こることは必至であり、社会通念上も、絶対に容認できないと言わねばならない。

 したがって棚町重典即時異動を求めると同時に、この度不祥事について、貴殿の率直な考えを回答されたい。

 さらに、福岡地検へ刑事告発された貴社会保険事務局の審査官は棚町重典3人目となり、貴殿の監督責任も問わざるを得ない。

 したがって貴殿の氏名も通知されたい。

 尚、具体的な告発事実については福岡地検に照会されたい。

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