■「審査会、お前もか!」G

公 開 質 問 状 G

平成13年11月30日の
画期的判断は
大ウソ だったのか!?!

平成21年3月19日


社会保険審査会委員長殿

再審査請求代理人
藤原 忍

 かつて審査会の委員全員が旧厚生省OBで占められていたことが国会で問題視されたが、いまや社保庁に迎合し弱者を切り捨て続けている貴審査会の姿勢が社会問題化するまで、当代理人は公開質問状を送付し続ける所存である。

 貴審査会は平成13年年11月30日の裁決で

 「行政不服審査制度、特に独立性の高い審査機関において最終段階の審査を集中的に行うものとされている行政不服審査制度においては、当該審査機関の判断によって速やかに法令解釈の統一を図り、これに基づいて行政事務が相互に齟齬を来すことなく円滑に遂行されることが当然に期待されているものというべきであって、その点からも、当審査会が裁決において示した判断については法律上の拘束力の問題とは別に保険者としてはできる限りこれを尊重すべきことが一般的に要請されているというべきである」

 として、審査会の判断がいわゆる「判例」に匹敵する(または準ずる)ものであることを明確に示した。

 判例とは将来に向かって遵守される規範である。

 しかるに貴審査会は平成18年以降、かつて示した判断に著しく矛盾し、齟齬をきたす判断を繰り返している。

 当代理人はこれまで何度も請求人の再審査請求において

  1. 貴審査会2級相当判断した平成8年10月31日、平成9年2月28日、及び平成10年5月29日裁決の事例に請求人も該当し、又はそれ以上に重度の程度にある。

  2. 貴審査会2級相当の根拠とした「障害者手帳においても2級とされている」(平成12年2月29日裁決)点に請求人も該当している。

ことを明確に主張したが、貴審査会はこれらの点を一切無視し、上記の判断に対して著しく矛盾し齟齬をきたす判断を何度も繰り返すことで、棄却を続けている。

  1. 例えば、精神の障害において、診断書の日常生活能力の程度が(3)であることが2級には該当しない根拠としている。
    これは前記のかつての判断(平成8年10月31日、平成9年2月28日、平成10年5月29日裁決)と著しく矛盾し、齟齬をきたすものである!!
     なぜなら前記裁決では、2級相当の根拠が日常生活能力の程度が(3)であるとしているからだ。


  2. さらに貴審査会は請求人が精神保健及び精神障害者福祉に関する法律において2級に認定されているからといって(つまり障害者手帳が2級だからといって)おいそれとは障害年金も2級であると認めるわけにはいかないとしている。
     これも、かつての判断(平成12年2月29日裁決)と著しく矛盾し、齟齬をきたすものである!!
     なぜなら前記裁決での判断は、2級相当の根拠として、請求人が精神保健及び精神障害者福祉に関する法律ににおいても2級と認定されていることを挙げているからだ。
     しかも貴審査会は平成11年6月30日の裁決では「先に行われた身体障害者福祉法の障害等級表の改正を考慮すべきではないかとの意見には傾聴すべきものがあるとして、むしろ障害年金の基準を障害者手帳の基準に合わせるべきとの判断まで明確に示している。

 平成14年4月2日以降〜今日までの間認定基準の変更は一切行われていない!

 にもかかわらず、社保庁平成14年4月2日〜平成17年末の間は2級相当と認定していた精神の障害の程度について、突如、平成18年すなわち障害者自立支援法が施行された年より、「3級」もしくは「不支給」の処分を全国的に行っている。

 貴審査会が平成18年以降、かつての判断と著しく矛盾し、齟齬をきたす判断を繰り返している理由を是非述べられたい!

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