■「審査会、お前もか!」H

公 開 質 問 状 H

なぜ
弱者を裏切る
審査を続けるのか!?!

平成21年8月5日


社会保険審査会委員長殿

再審査請求代理人
藤原 忍

 貴審査会による平成21年7月31日付の請求人五○幸○の再審査請求に対する棄却裁決処分に対して著しい疑義を感じざるを得ない点があるため、回答を求める。

 この度の棄却裁決処分は、当代理人の主張した社会的治癒について、貴審査会がかつての判断と著しく齟齬をきたす判断を行った結果、導き出すことが可能となったものである。

 貴審査会は「医学的にみれば、原田氏病は徐々に進行性に聴力低下となっていくものであるから、昭和55年4月16日から平成15年3月24日までの間に社会的治癒があったと認めることはできない」として、医学的知見をこの度の棄却の根拠とした。
 そして請求人の状態を、かつて示した社会治癒の具体的定義(再発までの期間の長さ、受診状況、日常生活状況、就労状況)に照らすことを一切しなかった!

  1.  貴審査会は医学的知見根拠として棄却したが、すでに平成10年7月31日裁決において、医学的には自然治癒がないことが明らかな肝硬変症についても、不服申立人の状態を社会治癒の具体的定義に照らして社会的治癒を容認しているため、この度の医学的知見のみを根拠とした判断は前記判断に著しく矛盾し齟齬をきたすものである!
     なぜ本件では唐突に医学的知見固執したのか、是非とも回答されたい。

  2.  かつて貴審査会が示した社会治癒の具体的定義に基づけば−−当代理人が詳細に証明したとおり−−請求人に社会的治癒に相当する期間があったことは明白である!
     なぜ本件では、故意に社会治癒の具体的定義に照らすことを避けたのか、是非、回答されたい。

 審査会で出された裁決、又は審査会により示された判断は、一般的に裁判でいう「判例」に匹敵するものであると解されており、貴審査会も、平成13年年11月30日の裁決でその意義を明確に示している。

 判例とは将来に向かって遵守される規範である。

 したがって、この度の裁決に至る貴審査会の姿勢は審査会に対して裁判所に準じた見方をしている請求人、一般の被保険者、及び全国民の厚い信頼を見事に裏切るものであり、大問題であると言わねばならない!

 社保庁は近年、障害年金の請求者(及び受給者)が激増したことから、認定基準を明らかにクリアしている障害者に対しても、正当な等級よりもワン・ランクツー・ランクも下げた認定を全国的に行っている。

 当代理人が実際に経験したケースでも、障害年金の認定基準1級相当の心臓疾患障害者が不支給処分や3級認定の扱いを受けている。

 さらに当代理人が実際に経験したことだが、社保庁は、障害年金の支給を抑制すべく、申請者の書類を勝手に改ざんし、「子の加算」を削っていたという驚愕の事実もある。  これは明らかに犯罪である!

 このような社保庁の暴走行為に対して、高い独立性を堅持し、中立・公正な立場から審査を行わねばならないのが貴審査会の役割であるにもかかわらず、逆に社保庁に迎合すべくかつての判断に著しく齟齬をきたす裁決を続け、全国の弱者を翻弄している事実は、くり返すが、大問題であると言わねばならない!

 かつて審査会の委員全員が旧厚生省OBで占められていたとき、「これでは中立で公正な審理が期待できない」と国会で問題視されたことあったが、いまや社保庁に迎合し弱者を切り捨て続けている貴審査会の姿勢が社会問題化するまで、当代理人は公開質問状を送付し続ける所存である。

 社会保険審査会の姿勢に問題があると思われる方は下のボタンを押して厚生労働省へメールを送信してください。

厚生労働省へボタン

F研マーク > 障害年金の手引 > 「審査会、お前もか!」H > 戻る