社会保険審査会裁決選集〜聴力の障害〜


 請求人の左突発性難聴による障害認定日における障害の状態は、国年令別表並びに厚年令別表第1及び第2に該当しないとして、障害給付及び障害手当金を支給しない旨の原処分は、妥当。
(平成17年4月28日)

 請求人は両側高度感音難聴であるが、障害の状態は聴力レベルが右107.5dB、左87.5dBであり、両耳の聴力レベルが100dB以上でないため、1級には該当せず、2級該当とした原処分は妥当。
(平成17年9月30日)

 請求人の両感音性難聴については、現況届を審査したところ、国年令別表には該当せず厚年令別表第1に該当するとして、障害基礎年金を支給停止し、障害厚生年金の額を改定した原処分は妥当。
(平成15年12月24日)

 請求人の左突発性難聴による裁定請求日の障害の状態は,左耳一耳の聴力は低下しているが,障害手当金受給のための聴力までは至っておらず,右耳については正常範囲であるため,不支給とした原処分は妥当。
(平14.10.31)

 請求人の両側先天性感音難聴は、客観的医証はないが、当時の補聴器の使用や仕事の内容から当初法別表に定める障害の程度にあったと認めることはできないため、原処分は妥当。
(平13.7.31)

 請求人の両慢性中耳炎による障害の状態は,国年令別表に定める程度に該当すると認められる。このため,年金額を改定しないとした原処分は妥当でなく,取消。
(平12.4.28)

 請求人の左突発性難聴及び右突発性難聴の障害は,両疾病の原因の同一性が医学上否定されていないにもかかわらず,それぞれの別疾病と断定した原処分の取り扱いは妥当性を欠く。このため,原処分は取消。
(平12.6.30)

 請求人の右側突発性難聴による障害の状態は,右耳の純音聴力レベルは80デシベルを越えたレベルで固定しており,障害手当金の程度であるが,症状が固定しているので該当しない。又,突発性難聴に伴って発症する眩暈も障害手当金の程度にも該当しない
(平7.5.31)

 請求人の右耳と左耳の障害は別疾患であり,障害の状態は,右耳は障害手当金程度左耳はその程度に達していない。しかし,右耳についても,裁定請求することなく5年が経過しているため,障害手当金を受け取る権利は消滅している。
(平7.6.30)

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