社会保険審査会裁決選集〜そしゃくの障害〜


 請求人の下顎欠損,頸部・両肩関節拘縮(植皮後),両股関節拘縮(腸骨採取後)による傷病の初診日は,下顎骨再建術の必要性が確定して請求人がその具体的な説明を受けた平成6年1月31であると認めるのが相当であり,この初診日から起算した障害認定日である平成7年7月31日においてはすでに下顎欠損の状態にあり,そしゃく・言語機能を喪失している障害等級1級の状態にあり,以降障害の状態に改善は見られなかったので,この認定日において障害等級1級の状態にあったと認められる。よって,原処分は妥当ではなく,取り消さなければならない。
(平11.9.30)

 請求人のそしゃく機能の障害と言語機能の障害とを併合すると障害手当金の程度に該当するので、障害年金の支給を停止するとした処分は妥当である。
(平6.9.30)

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