社会保険審査会裁決選集〜血液・造血器疾患〜


 請求人の特発性血小板減少性紫斑病による障害の状態は、関節症状の自覚症状があり、外傷により止血困難の可能性があるとされているものの、一般状態区分はウで、血小板数等の血液検査成績に異常は見られず、2級以上に該当するとは認められず、原処分は妥当。
(平成17年10月31日)

 請求人の再生不良性貧血による平成14年現況届時の障害の状態は、国年令別表の2級程度に該当すると認めることはできないとして、障害基礎年金を停止し、障害厚生年金の額を改定する旨の原処分は、妥当。
(平成16年6月30日裁決)

 請求人の特発性血小板減少性紫斑病による障害認定日及び裁定請求日における障害の状態は、国年令別表に定める2級に該当しないので原処分は、妥当。なお、請求人が現在現実に受けている日常生活の制限等は、主として肝疾患によるものと認められるから、これをそのまま本件で評価の対象とすることはできない。
(平成16年3月31日)

 平成15年現況届提出時の請求人の再生不良性貧血による障害の状態は、次のとおりである。請求人に係る臨床所見は、A表T欄の1又は2に掲げる所見に該当せず、血液検査の結果は、B表T欄に掲げる1から4までのいずれの例示の異常値にも該当しないことは明らかであり、一般状態区分は(4)に相当せず、軽度の日常労作は可能であり、旧国年法別表に定める2級の程度に該当するので、1級から2級に額を改定するとした原処分は、妥当。
(平成16年11月30日裁決)

 請求人の平成6年現況届けに添付された診断書に記載された請求人の障害の状態は臨床所見として易感染性がありかつ,白血球数(正常値5000〜8500/mm3)が正常化し難い状態にあることから,認定基準の障害の程度2級の例示に該当する。
(平7.11.30)

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